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1 :力士 ◆RiKiCQzWKY @力士庶Oφ ★:2008/05/02(金) 22:01:19 ID:???
★外国人の視点で、広く、鋭くなった日本映画
佐藤忠男

『靖国 YASUKUNI』
●2007年/日本=中国/カラー/ステレオ/123分/2008年5月3日より日本公開
●配給:ナインエンタテインメント
(写真)http://www.varietyjapan.com/review/2k1u7d0000013y1s-img/2k1u7d0000013y69.jpg 

■日本人の気づかなかったことを気づかせてくれる

すぐれたドキュメンタリーである。見ていてさまざまなことを考えさせられる。

毎年8月15日の敗戦の記念日には、東京九段の靖国神社には、
かっての日本軍の軍服を着た集団や、大東亜戦争肯定論を演説する人々が集って
異様なにぎわいになる。そうした動きに反対する人も少数
やってきて小ぜりあいも起る。
 
それを中国人のリ・イン監督は、どっちが正しいとか間違っているといった
解釈のコメントはつけず、双方の言い分をあくまで客観的に撮り、録音して伝えてゆく
 
それどころか、どうしたって白熱化してしまう議論に見る人たちまでが
頭を熱くして巻き込まれることを静めるかのように、
ときどき、この神社に奉納される日本刀の刀工の老人とリ監督との静かな会話の場面が入る。

じつは靖国神社の御神体は一振りの日本刀なのだそうで、
そんな日本人の私も知らなかったことまで研究したうえで、この神社の意味を
考えようとしているのである。
 
取材もすでに10年にわたって続けている
そうで、
決して一時の政治的トピックとしてセンセーショナルに取り組んだものではない。


■痛切な、台湾人女性の主張

ひとしきり大東亜戦争肯定論の演説を聞いたうえで、韓国、台湾、沖縄、
さらには日本の仏教のお坊さんの、なぜ自分たち遺族の承諾なしに自分たちの
家族の霊を祀るのかという批判は痛切である。
とくに台湾からもう7回も抗議に来たという女性の理路整然として気迫のこもった主張は
心をゆさぶる力を持っている。

いまインディペンデントの日本映画でシリアスな内容を持つ作品が
たいていそうであるようにこれも文化庁からいくらかの助成金を得て作られているが、
日本人にとっても気づかなかったことを気づかせてくれる良い作品になった。

日本映画はこうして外国人の視点を取り込むことによって
日本の現実を見る見方も広く鋭くなってゆくのである。

(Variety Japan 2008/05/02)
http://www.varietyjapan.com/review/2k1u7d0000013y1s.html 





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