- 1 : みどりのおばさん(大阪府):2007/12/26(水) 19:56:35.22 ID:z1eszrjJ0 ?PLT(13000) ポイント特典
- 放送コンテンツのネット配信サービスを妨げているのは権利者である――。
一部で定着しているこの考えをひも解くと、常に批判の的となってきたひとつの- 権利者団体が思い浮かぶ。日本音楽著作権協会、通称「JASRAC」だ。
権利者の財産を守りつつ、円滑な流通促進に寄与することを目的として活動するこの団体は、
放送・通信融合時代におけるサービス促進へのニーズが高まるにつれて「最大の阻害要因」と- する声も聞こえてくる。
それでもJASRACは怯まない。いわゆる「YouTube問題」で複数権利者とともに批判の声を- あげる際には会見場としてスペースを提供し、むしろ「抵抗勢力(あくまでユーザーにとって)の
- 中心的な存在」であることを印象づけている感すらある。
(中略)
JASRACはコンテンツホルダーではありません。
つまり、ある特定の著作物について最大効用を考えたマーケティング戦略を組むことはなく、
相手が誰であろうと、つまりは1次利用であろうが2次利用であろうが区別することなく- 利用を許可する。ビジネスの成否などは判断材料にありません。
もちろん、協会収入という面において成功していただくに越したことはありませんが(笑)。
(中略)
JASRACの特徴は、目的である「利用の円滑」を図るための徹底した事務処理にある。
「相手が誰であろうと構わない」「ビジネスの成否は問わない」という菅原氏の説明は、- その徹底振りをわかりやすく示している。
一方、その「行き過ぎた事務対応ぶり」とも受け取れる部分に批判が集まることも少なくない。
長年にわたり店内で楽曲を利用していた飲食店店主に対して契約を求めたケースは- 「誰であろうと構わない」という姿勢を示す顕著な例だ。
また、楽曲の作詞を手がけたあるミュージシャンが、自著において自らの詞を引用した際にも- 使用料を求められるなど、もはや「誰のためのJASRAC?」と疑いたくなる報告例もある。
http://japan.cnet.com/interview/biz/story/0,2000055955,20364047,00.htm